安全方針
安全に対する基本理念
サクラ商事株式会社は、「安全なくして輸送なし」という基本理念のもと、お客様の大切な貨物と人命を守ることを最優先事項としています。当社は、すべての事業活動において安全を最優先し、事故ゼロを目指して継続的な改善に取り組んでいます。
私たちは、安全な輸送サービスの提供が社会的責任であると認識し、法令遵守はもとより、業界最高水準の安全基準を自ら設定・実践することで、お客様からの信頼に応えてまいります。
安全管理体制
当社では、以下の安全管理体制を構築し、組織全体で安全文化の醸成に努めています。
安全管理組織
- 安全統括管理者:代表取締役社長が直接担当し、全社の安全方針を統括
- 運行管理者:国土交通省認定の有資格者が24時間体制で運行を管理
- 安全推進委員会:月次で開催し、安全対策の立案と実施状況の確認を実施
- 現場安全リーダー:各営業所に配置し、日常的な安全確認と指導を担当
安全管理システム
- デジタルタコグラフによる運転状況のリアルタイムモニタリング
- GPSを活用した車両位置管理システム
- ドライブレコーダーによる運転状況の記録と分析
- IT技術を活用した効率的な配車と適切な休息時間の確保
ドライバー教育と訓練
安全な輸送サービスの提供には、ドライバーの技能と意識が不可欠です。当社では以下の教育・訓練プログラムを実施しています。
定期的な安全教育
- 月次安全会議の実施
- 季節ごとの安全運転講習会
- 事故事例研究と予防対策の共有
- 交通法規の最新情報の提供
実技訓練
- 安全運転シミュレーターを活用した訓練
- 悪天候時の運転技術訓練
- エコドライブ技術の習得
- 緊急時対応訓練
健康管理
- 定期健康診断の実施と結果に基づく指導
- 睡眠時無呼吸症候群(SAS)検査の実施
- 疲労度チェックと適切な休息の確保
- メンタルヘルスケアの提供
インセンティブプログラム
- 無事故無違反ドライバー表彰制度
- 安全運転コンテストの実施
- 燃費向上コンテストの開催
- 安全改善提案制度
車両の安全対策
当社では、最新の安全技術を搭載した車両の導入と、徹底した車両管理を行っています。
先進安全装備
- 衝突被害軽減ブレーキシステム
- 車線逸脱警報システム
- ふらつき警報
- 車間距離警報システム
- ブラインドスポットモニター
- 後方車両接近警報システム
- ドライバーモニタリングシステム
- アダプティブクルーズコントロール
車両メンテナンス
安全な車両状態を維持するため、法定点検に加えて以下の独自の点検・整備プログラムを実施しています。
- 出庫前点検と帰庫時点検の徹底
- 月次の詳細点検の実施
- タイヤ・ブレーキなど安全装置の重点管理
- 車両状態データベースによる予防整備の実施
- 整備工場との連携による迅速な修理体制の確保
事故防止対策と緊急時対応
事故防止対策
- 危険予測トレーニングの実施
- 事故多発地点・時間帯の情報共有
- 季節ごとの安全運転キャンペーン
- 運転データ分析による個別指導
- 適切な運行計画による無理のない配車
- 気象情報の常時監視と運行判断基準の明確化
緊急時対応
- 24時間対応の緊急連絡体制
- 事故発生時の初動対応マニュアルの整備
- 緊急時対応訓練の定期実施
- 緊急時サポート車両の配備
- 提携レッカー・修理業者との連携体制
- 顧客への迅速な報告体制の確立
事故発生時の基本対応
- 人命最優先:負傷者の救護を最優先
- 二次被害防止:危険防止措置の実施
- 関係機関への連絡:警察・消防への通報
- 会社への報告:運行管理者への速やかな連絡
- 現場保存:証拠の保全
- 顧客への報告:状況説明と対応策の提示
安全目標と実績
当社では、具体的な安全目標を設定し、その達成に向けて全社一丸となって取り組んでいます。また、安全に関する実績を定期的に評価・分析し、継続的な改善につなげています。
安全目標
- 重大事故発生件数:0件
- 人身事故発生率:業界平均の50%以下
- 物損事故発生率:前年比10%削減
- 交通違反件数:前年比20%削減
- ドライバー安全教育時間:一人あたり年間30時間以上
安全への投資
当社は、安全対策への投資を最優先事項と位置づけ、以下の分野に積極的な投資を行っています。
- 最新安全技術搭載車両の導入
- 安全管理システムの高度化
- ドライバー教育プログラムの充実
- 健康管理支援の強化
- 安全研究開発への取り組み
安全への誓い
サクラ商事株式会社は、お客様の大切な貨物と人命を守るため、そして社会の一員として安全な交通環境づくりに貢献するため、全社員が一丸となって安全最優先の企業文化を築き、継続的な安全性の向上に取り組むことをここに誓います。
サクラ商事株式会社
代表取締役社長